2026-2-6 パッケージング
マーケティングの文脈では製品戦略の一要素と捉えられ、製品の包装や容器のデザイン、制作などの活動を指す。パッケージは単なる入れ物や包装などでなく、「売れる仕組み」を作るための戦略的なマーケティングツールなのだ、という考え方である。確かに、消費者の立場で売場を眺めてみると、パッケージは商品の顔として購買意欲を直接左右する役割を担っていることに気づかされる。
パッケージング本来の機能は、「内容物の保護」、「物流や陳列時、購買後の保管における利便性の提供」、「消費者に必要な情報の提供(使用方法や内容物の表示、商標や規格の表示など)」といった点にある。しかしながら、製品戦略の要素として定義し直せば、商品価値やコンセプト、ブランド価値といったマーケティングにおける本質的な要素をダイレクトに消費者に伝えてくれる「営業マン」の役割を果たすものと言える。
このようにパッケージングをブランディングや販売促進に生かす概念を「パッケージ・マーケティング」と言う。

