2026-3-11 プロモーション

マーケティングの文脈では、製品やサービスの認知度を高め、購買につなげるための一連の販売促進活動を指す。マーケティングミックス(4P)を構成する要素の一つである。具体的な手法としては以下の5つに区分され、実務上はどれか一つではなく、これらのうちのいくつかを組み合わせて展開されるのが普通である(「プロモーション・ミックス」と呼ばれる)。

・広告・・・テレビ、ラジオ、新聞などの伝統的なメディアやウェブの広告など。プロモーションを行う企業が「お金を払って行う」プロモーションである。

・パブリシティ・・・企業が発信する情報をメディアに取り上げてもらい、報道として伝えてもらうプロモーション。掲載の可否や内容についてはメディア側に主導権があるため、第三者的な情報発信として消費者の信頼度が高まるメリットがある。基本的におカネはかからないが、協賛などの形で広告費を支払う方式のパブリシティも存在する。

・人的販売・・・営業担当者による直接販売である。チャネルを通じて直接顧客に売り込んでいく。お店の店員さんや企業の営業マンをイメージすればよい。素材や部品など、一般消費者の認知度向上がそれほど重要視されないB to B取引では人的販売が主力になる。

・販売促進・・・セールスプロモーションとも呼ばれる。製品やサービスの売上を伸ばすため、消費者や流通業者の購買意欲を直接刺激する手法である。B to Cではクーポンやポイントカードの付与、無料サンプル、懸賞や景品付きキャンペーンなどが代表例。B to Bでは取引相手に対する数量割引やリベートなど。

・口コミ・SNS・・・ウェブサイトでの口コミやSNS投稿を促すことで購買意欲を高める手法。ウェブ上でバズらせてしまえば大金を払って広告を出稿するよりはるかに効果がある、と気づいた企業側がプロモーションの手段としてSNSを積極的に活用するようになった。インフルエンサーを活用した事例も多いし、それを業として請け負う広告業者も多数存在する。