2026-4-12 CGM(消費者生成メディア)
Consumer Generated Media。消費者が主体となって生成する、商品やサービスに関する情報メディアのこと。具体的にはSNSやブログ、口コミサイト、動画共有サービスなど、ユーザーがコンテンツを投稿し共有するプラットフォームを指す。企業による一方的な情報発信とは異なり、消費者自身が主体となる点に特徴がある。
CGMは直接利害関係のない消費者の正直な意見を反映しているため、企業が発信するコンテンツより信頼性の高い情報源として捉えられる。もちろん費用は発生しないので、好意的な口コミやレビューを拡散させることができれば、企業にとっては非常に効率の良いプロモーションとなりうる。
一方で企業側の期待とは異なるネガティブな内容が広まるリスクもある。こちらはポジティブなものよりも早く、広く拡散する傾向があり、その上一度広まった情報をコントロールすることはほぼ不可能である。消費者の誤解に基づくものなら、企業側からの正しい情報発信で訂正することも可能であろうが、悪意のあるフェイクレビューに対してはほとんど打つ手がない。
とはいえ、現代のマーケティング戦略において、CGMは既に中核的な要素となっている。普段からその動向を絶えずモニタリングし、こまめなフォローとコミュニケーションで地道にファンを増やす活動が、ブランディングの面からもリスク回避の面からも極めて重要になる。そこにかける人員や労力を考えれば、CGMは必ずしも安上がりなプロモーション手法とは言えないかもしれない。

