2026-4-13 インタラプション・マーケティング
Interruption Marketing。顧客が視聴中のコンテンツを中断させ、一方的に情報を押しつける従来型のマーケティング手法。英語の「interrupt(邪魔をする、中断する)」から来ている。テレビCMがおなじみだが、近年ではデジタル空間におけるバナー広告やジャンクメールが想起される。別名「アウトバウンド・マーケティング」とも呼ばれるプッシュ型のプロモーションで、広く認知を獲得する「マスマーケティング」に向く。他方、相手の都合を考えない高圧的なやり方とも言え、「迷惑」と感じられるリスクがある。
インターネットの普及により、情報があふれ、消費者は関心のない広告を無視する傾向(バナーブラインドネス)が強まっている。そればかりか、こうした一方的な情報の押し付けに抵抗を感じ、それを行う企業に反感すら抱くようになってきた。こうなると、インタラプション・マーケティングは、コストがかかる上にデメリットしかない代物ということになってしまう。このような背景から、多くの企業は、顧客の許可を得てから情報を届ける「パーミッション・マーケティング」や、顧客に自発的に見つけてもらう「インバウンド・マーケティング」にシフトしてきている。
筆者にとっては、独立してからしょっちゅう仕事の邪魔をしてくる営業電話などインタラプション・マーケティングの最たるものである。それも仕事だから否定するつもりはないが、ホームページを見たのなら筆者が経営コンサルタント業だということは一目でわかるはずである。ウェブ広告やSNSの運用改善で集客できるような仕事ではないことは本人が一番よくわかっており、そんなアプローチが刺さるわけはない。このサイトを見て電話をかけてこられる方々には、ほんの一日だけ待って、マーケティングの入門書でも眺めてみられることを強くお勧めする。

