2026-5-4 マッキンゼーの7S

組織の現状を分析するときに用いられる有名なフレームワークである。図に示した通り、7つの要素の頭文字を取って7Sと呼ばれる。各要素について簡単に説明を加える。

・戦略・・・組織目標を達成するための道筋や計画。

・構造・・・組織構造。組織の構成や役割分担。

・システム・・・業務プロセスや手続き。必ずしもデジタルシステムだけを意味するものではない。

・共通の価値観・・・組織の文化や風土、価値観。

・スタイル・・・経営者やリーダーのマネジメントスタイル。

・スタッフ・・・組織の人材が持つスキルやノウハウ。

・スキル・・・組織として保有する専門的な能力。

これら7つの要素は相互に干渉し、影響を与え合う。組織が成果をあげるためには、「ここが弱い」と判断される要素に手を入れるだけでなく、それぞれが他の要素に与える影響も考慮して全体最適を目指さなければならない。

筆者が注目したいのは、「戦略」が7つの要素のうちの一つに過ぎない、という点である。優れた戦略や計画を描いても、それを実行する基盤、例えば人材や適切な組織構造、リーダーシップなどが備わっていなければ、実行されず絵に描いた餅に過ぎなくなる。あるいは、戦略が組織固有の文化や価値観とそぐわないものであれば、これもまた皆に無視され、棚ざらしになる運命である。こういったことを7Sは示唆している。

当所の屋号「ビズパタンナー」や、キャッチコピーである「戦略を『売上』に変え、最後までやり切る」には、クライアント様にこのような戦略の機能不全を起こさない、起こさせないという誓いが込められている。あらゆるご相談に「実行可能性を担保する」ことでお応えしたいと考えている。

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