2026-4-1 RFM分析
CRMの「層別対応」の代表的な手法。顧客を「R:Recency(最終購買日)」「F:Frequency(購買頻度)」「M:Monetary(購買金額)」という3つの側面からそれぞれポイントをつけ、それらの合計点が高い順に顧客をランク付けして管理していく手法である。合計点が高いランクの顧客はロイヤルカスタマーとして扱われ、割引や特典などの特別なサービスが行われる。また、FとMは高いがRが低い(購買頻度が高く、金額も高かったが最近は買ってくれていない)顧客に対して、離反抑止を目的としたDMやメルマガを送付するといった使い方もできる。
シンプルで手間が少なく、特別な管理システムが必要ない(個人が識別できる購買履歴とエクセルがあればできる)ことから広く普及している。
それぞれの指標における基準値の置き方、例えばいくら以上買ったら、あるいは何回以上買ったら次のランク、といった部分に関しては、当該商品の性格やその企業の考え方で任意に採用して差し支えない。どの指標に重きを置くか、とか合計点何点をランクの節目にするか、といった点も同様である。こうした「ゆるい」感じも含めて、お得意様を絞り込んで層別対応をしたい、顧客数が数百から千ちょっとくらいの小規模店にはお勧めの分析手法と言える。

