2025-6-29 オープンアーキテクチャ
ソフトウェアやハードウェアの接続仕様(インターフェース)が公開されている設計方式。これにより異なるメーカーが製造した部品やソフトウェアを組み合わせて完成品を作ることが可能になる。モジュールどうしの競争で構成要素ごとのコストパフォーマンスが良くなり、コストダウンと性能向上、更には完成品の多様化が実現する。顧客の利便性は向上するが、コモディティ化が進み、完成品メーカーの収益力は低下する。
製品の導入期や成長期に自社製品のインターフェースを公開して、他社が自社製品と互換性を持つ補完製品を開発するように促す戦略もある。自社の製品が事実上の標準(デファクトスタンダード)となり、そこに相乗りする仲間が増えることで結果的に価値が上がることを狙う戦略である。古い話だがかつてIBMのPCがこの戦略を取り、OSやソフトウェア、ハードウェアの一大市場を形成して大きな成果を上げたことがある。クローズ型であった国産機「PC-98シリーズ」はこの戦いに敗れ市場から姿を消した。

