2025-7-29 企業の社会的責任(CSR)

Corporate Social Responsibility。社会に対して開かれた存在(オープンシステム)である企業が、社会の中で責任のある企業市民(コーポレートシチズン)として活動し、常に自らの利害関係者(ステークホルダー)と調和を図りながら、本来の経済活動のみならず社会的に影響を及ぼす企業活動全体に対してその責任を果たすことを言う。

企業本来の目的は自己利益動機による価値交換、すなわち経済的機能を果たすことであるが、企業はその活動の中で政治的、文化的、社会的な機能も併せて果たしており、社会に様々な影響を与えている。今日のように多数の企業が存在し、大規模化していくにつれて、こうした企業の派生的影響、特に負の側面が大きくクローズアップされてきたことが、CSRが声高に叫ばれ始めた背景にある。

人類の経済的発展に企業が果たしてきた貢献の大きさを見れば、世の中をより良くしていくためにも人々が企業に大きな期待を寄せるのは、ある意味当然であろう。ドラッカーはこれを「成功の代償」(マネジメント)と呼んでいる。

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