2025-8-3 IR
インベスター・リレーションズ。株主・投資家に対し必要な企業情報などを適時・継続的に提供する活動。いわば「投資家向け広報」である。自社の価値を正しく理解してもらい、公正な評価を得る(平たく言えば株価を上げる)目的で行われる。
広報が社会一般に対して企業の商品や活動などを広く知らせ、イメージアップを狙うのに対し、IRは投資判断に関わる情報を、その良しあしに関わらず正確に伝える。財務・会計や事業に関する専門知識が必要であるため、広報部門とは別に設置されることが多い(筆者が勤務していた会社も広報とIRは別部署であった。ただ、IR部門は概して愛想がなく、短く気の利いた言葉で物事を伝えることにも長けていない。それで損をしていると感じることもあった)。
具体的な活動としては、対面で話をするやりかた(投資家向けの説明会や機関投資家を訪問しての個別面談)と、統合報告書やアニュアルレポートなどの出版物を発行するやりかたがある。数多くの投資対象を持つ投資家に、効率よく自社の情報をインプットしてもらうため、事業方針や決算をわかりやすくビジュアルで示す資料を別途準備する企業が多くなった。

