2026-1-18 製品ライフサイクルとマーケティング戦略①
製品ライフサイクル(PLC)とマーケティング戦略の関係について、4Pを軸に見ていく。これから述べるのはあくまで教科書的な原則であり、実務上はさまざまなバリエーションがある。最初は「導入期」の戦略である。
・製品(Product)・・・基本的な製品を投入して反応を見ていくことになる。初期の不具合や顧客ニーズとの乖離を把握し、改良や性能向上につなげる。
・価格(Price)・・・想定する顧客は新しい物好きのイノベーターであり、価格にはあまり頓着しない。売上もまだ低水準であるため、コストに必要なマージンを加えた「コストプラス法」が採用されることが多い。
・流通(Place)・・・新製品のブランドイメージを確実に形成することを優先し、選択的チャネルが採用されるケースが多い。ターゲットとなる顧客層へ確実に届けることができ、フィードバックも得やすい。
・販売促進(Promotion)・・・まだ知名度がほとんどない状態であるから、大規模な販促をかけてまずは試用を促す。インフルエンサーの登用や口コミの管理は、この段階が一番気を遣う。
ざっくり言えば、想定通りのブランドイメージを形成しつつ、感度の高い顧客からのフィードバックを得ることが、導入期におけるマーケティングの主題となる。

