2026-1-19 製品ライフサイクルとマーケティング戦略②
新製品が首尾よく離陸し、売上・利益とも増加する「成長期」のマーケティング戦略について述べる。
・製品(Product)・・・導入期における顧客のフィードバックを受け、品質の改良や顧客ニーズへの微調整が行われて、製品としておおむね完成段階にある。バリエーションを増やしたり、アフターサービスや保証が提供される。
・価格(Price)・・・競合が出現し市場価格を意識せざるを得なくなる。市場に受け入れられる価格設定が行われる。
・流通(Place)・・・流通チャネルを徐々に拡大し市場浸透を加速させる。顧客の目に触れ、手に届きやすい売場を志向する。
・販売促進(Promotion)・・・一定程度広まった認知度を更に高めるためマスも含めた広告を行う。想定通り需要が高まれば積極的な販促活動は控え、資金回収に向かう。
市場浸透に最もお金のかかるフェイズであるが、ここでケチっては元も子もなくす。ただ、いくら資金を投入しても売れないものは売れないので、「ここまでやってだめならあきらめる」という撤退ポイントを事前に決めておくことである。ここに至れば製品への思い入れもかなり強くなっているから後ろ髪を引かれるが、決断を引き延ばして良い結果になった経験はあまりない。

