2026-1-31 ブランドの機能
ブランドの主な機能としては以下の三つが挙げられる。
・保証機能・・・ブランドは、製品やサービスの品質・性能について企業が責任を持つことの保証と考えることができる。消費者の側から言えば、そのブランドが付されている製品への信頼感、あるいは品質の判定基準を持つことができる。
・識別機能・・・ブランドは、競合他社や類似品の製品と区別するための「出所表示」であると考えることができる。消費者はブランドにより自分の好みやニーズに合った製品を選びやすくなり、反復購買も促進される。
・想起機能・・・ブランドは、消費者に特定のイメージや感情を想起させる役割を果たす。ブランドに対する消費者の「良い連想」は、当該製品に対する認知度や好感度を向上させ、また、そのブランド自体が消費者にとってのステータスシンボルにもなりうる。SNSの普及等により消費者同士がつながるようになった社会ではなおさら、宣伝広告の効果は高い。
これらは企業と消費者の関連における機能の話であるが、企業とステークホルダー、特に株主との関係性という観点から、「ブランド名がそれ自体資産価値を持ち、企業収益の向上に貢献する」という「資産価値としての機能」を挙げる向きもある。この、ブランド自体が持つ資産価値のことを「ブランド・エクイティ」という。

