2026-3-21 パブリシティ

企業が自社の新製品やサービス、事業活動などの情報を各種メディアに提供し、ニュースや記事として取り上げてもらう広報活動のこと。広告とは異なり、掲載の可否や内容についての決定権がメディア側にあるため、第三者的な視点が確保され、受け手に高い信頼感を与えることができる。テレビや大手ニュースサイトなど、波及効果の高いメディアに取り上げられれば、一度に広範囲に情報が拡散され、多額の資金を投じる広告よりも大きな成果を得られる可能性もある。逆に言えば、企業側としてはいつ、どんな形で報道されるかわからないということであり、想定通りの効果が得られる保証はない。

やり方としてはプレスリリースの配信や記者発表会・プレス向けイベントの実施などが一般的であるが、特定のメディアに個別取材を働きかけることもある。メディア掲載の枠を買うわけではないため、基本的に費用は発生しない。

なお、料金を払って記事風の広告を掲載してもらうやり方もある。これは「ペイドパブリシティ」と呼ばれ、純然たるパブリシティとは区別される(純然たるパブリシティのことは「純パブ」と言ったりする)。ステルスマーケティングが社会的問題化し、2023年に景表法違反となってからは、新聞社や雑誌社との「タイアップ広告」という形で、広告であることを明確に表示しつつも、メディア側も当該商品に一定程度コミットしていることを示すパターンが多くなった。インフォマーシャルやアドバトリアルもペイドパブリシティの一種である。