2026-1-28 ダブルブランド

複数の製品ラインを展開する際、全体で統一的なブランドを採用しつつ、製品ラインごとにも個別のブランドを使用する手法。ターゲット市場は同じだが、製品間のポジショニングやイメージが異なる場合に用いられる。共通の統一的なブランド(企業ブランドやファミリーブランド)で認知度を高めると同時に、もう一つのブランドで個別製品の特徴を訴求することができる。キリンラガーとキリン一番搾りの例がよく引用される。

大きなカタマリで認知度の最大化を狙う「ファミリーブランド」と、個別最適の積み重ねでシェア確保を目指す「個別ブランド」の中間に位置付けられるブランディングである。

よく似た言葉に「ダブルチョップ」がある。こちらは一つの製品に対し二つの異なる企業のブランドを併記することを言う。メーカーと小売業が共同開発した商品には、ナショナルブランドとストアブランド(プライベートブランド)が併記される例がよく見られる。