2026-3-25 販売促進の種類
販売促進の種類は数え上げればきりがないが、既に述べた広告やパブリシティ、人的販売等以外には、以下のようなものを挙げることができる。
<消費者向け>
・POP広告・・・小売店舗の店頭に展示する販促用広告物。スタンドやポスター、立体物など種類はさまざまである。
・発表会・展示会・・・通常は企業が単独で新商品等のお披露目を行うものを発表会、同業者が集まって行うものを展示会という。同時に受注活動を行う場合と、そうでない場合がある。
・サンプル提供・・・とりあえず一度使ってもらうことを目的に、製品見本を無償で提供するもの。
・プレミアム・・・いわゆる景品に類するものである。物品供与のほか、クーポン・スタンプの供与、イベントや旅行への招待等も含まれる。景品表示法で総額と最高額についての規制がある。
・ノベルティ・・・会社名や商品名の入った粗品のこと。
・実演・・・販売する製品を売場で実際に使用し、その機能や特徴を消費者に理解してもらおうとする活動である。
・ポイントカード・・・消費者の購入金額に応じてポイントを加算し、それに応じて割引や金券などのメリットを与えるもの。最近は大手業者のポイントに収斂されるケースが多く、企業独自のポイント制度は減る傾向にある。
・会員カード・・・会員になれば有利な価格や特典が与えられる企業独自のカード。クレジット機能付きのものとそうでないものがある。本来はポイントカードとは別物であるが、企業側にとって顧客情報の取得や顧客囲い込みの効果を狙うものであることは同じである。
・カタログ・パンフレット・・・イラストや写真を含め、製品の詳細な説明がなされた冊子。最近はQRコードで「こちらからどうぞ」というパターンが増え、紙媒体は少なくなった。
<流通業者向け>
・リベート・・・一定期間の売上に応じ、売り手から買い手に対して提供される現金または現物のこと。原則として取引前に契約条件に含まれている。流通業者の販売インセンティブを高め、長期的な協力関係を築く目的で行われる。
・アローアンス・・・特定の製品に対する販売キャンペーン等に参加する流通業者に対して支払われる支援金や割り戻しのこと。
・派遣店員・・・メーカーや卸売業者が小売店に派遣する自社の販売員のこと。百貨店の「ハコ(特定ブランドの売場)」や家電量販店の売場に立っている。自社製品の販売が目的であるから、基本的には他社の商品はお勧めしてくれない。

