2025-7-13 LBO
Leveraged Buy Out。M&Aの手法の一つで、買い手の企業が売り手の企業の資産や収益力を担保にして、銀行借り入れや社債の発行を行い、この資金で相手方を買収するやり方である。普通は買い手が借金を負担するものだが、LBOを使えば買われた側が借金を背負うことになる。つまり、買い手はほとんど資金を負担することなく優良企業を手に入れることができる。「現代の錬金術」と言われるゆえんである。
PEファンド(ざっくり言うと、未上場の会社を買収して上場させるか転売して利益を出すことを目的としたファンド)が得意とする買収手法で、うまくいけば非常に大きな利益を出すことができる。一方で、借金(負債)のレバレッジ効果を効かせて企業価値を上げるやり方であるから、買われた企業は必ず利益を出さねばならない。もし赤字になれば、逆のレバレッジ効果が働き、企業価値が大きく損なわれることになるからである。
日本における事例では、2006年のソフトバンクによるボーダフォンへのLBOがよく知られている。

