2025-8-1 トリプルボトムライン

TBL、あるいは3BLと表記されることもある。1994年に起業家であり作家でもあるジョン・エルキントンが提唱した概念。企業の事業活動として従来の「経済的側面」だけでなく、「環境的側面」(自然環境面への配慮)と「社会的側面」(人権尊重や地域貢献)も考慮すべきである、とする考え方。

財務的な成功だけではなく、環境や社会への貢献も考慮することで、より長期的な視点で事業を評価し、持続可能な社会の実現を目指す。ESGやSDGsの概念と親和性が高いため、しばしば同じ文脈で語られる。なお、「ボトムライン」はもともと損益計算書の一番下(ボトム)に記載される「当期純利益」のことである。

トリプルボトムラインの考え方は、グローバル・レポーティング・イニシアチブ(GRI)やESGレポーティング・フレームワークなど、企業の持続可能性を測定・強化するためのフレームワークに数多く採用されており、近年注目されている「B Corp認証」もこれを中心に置いている。

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