2025-8-25 国際経営組織
企業の国際化、多国籍化に伴ってどのような経営組織を採用するかは、その企業の思想や国際化の進展度合いによって変わってくる。
・国際企業・・・国内だけの商売から抜け出して輸出や現地生産を行っている企業。あくまで事業の中心は国内であり、海外事業は国内とは分離した組織で遂行される。
・多国籍企業・・・海外拠点の現地化が進み、それぞれが当地の事情に合わせてある程度自由に経営判断を行う企業。現地の優秀な人材が経営層に登用される。「日本も世界の市場の一つに過ぎない」という認識が徐々に強まる。
・グローバル企業・・・世界を単一の市場と捉え、本社主導で共通の戦略を立てて遂行する企業。サプライチェーンの最適化を含め、世界中のグループ拠点全体で最大の経済的成果をあげることを目指す。グローバル企業にとっては「国家」という線引きは制約以外の何物でもなく、各国の法規制や商習慣とどう折り合いを付けていくかが大きな経営課題になる。
一部の大企業を除き、日本では「国際企業」の範囲にとどまっている企業が非常に多い。

